「 失敗しないFX会社の選び方」の目次です
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FX取引業者 選び方のポイントその1 悪徳業者にひっかからないために
FX(外国為替証拠金取引)の業界に、実に200以上もの取引業者(会社)がひしめき合っているのが現状です。
特に初心者のかたは、いったいどこの業者(会社)を選べばいいのか迷ってしまわれることと思います。
FXの取引業者選びは、投資の方法(例えば、為替差益重視か、スワップポイント重視かなど)によって、選択基準が異なってきます。
かつて、外国為替証拠金取引(FX)業界にも、悪徳業者が横行していた時代がありました。特に何も知らないお年寄りたちに儲け話をもちかけて、証拠金(保証金)をだましとり、そのまま持ち逃げするような事件が多発して、社会問題にまで発展しました。(その時のことが影響して未だにFXに対して悪いイメージを持ち続けている人も多いようです)
しかし、2005年に金融先物(商品)取引法が改正され、 外国為替証拠金取引 (FX)業者も規制されるようになり、外国為替証拠金取引(FX)業界も、悪徳業者はどんどん淘汰されていきました。ですから現在は、そのような規制をくぐりぬけて生き残っている業者が大多数を占めています。
とはいえ、やはり悪徳業者にひっかかってしまう可能性が全くないとは言い切れません。
そこで、そのような悪徳業者にひっかからないためにも、しっかり把握しておかなければならないのが、金融先物取引法なのです。
金融先物取引法は、金融庁が2005年7月に「金融商品取引法」が改正されたものです。
その具体的な内容は、以下のようなものです。
☆金融先物取引業者としての国への法登録が必要 である。
☆広告では、リスクについても明らかにしなくてはならない。(「必ず儲かる」などというような表現は禁止)
☆電話での勧誘や訪問をしてはいけない。
☆適切な自己資本比率の維持(財務の健全性を確保)しなければならない。
☆顧客から預かり受けた資金について、会社の資産と区分して分別管理すること。
などなどです。
上記の規定に反している業者は、全て悪徳業者と思って間違いありません。
FX取引業者 選び方のポイントその2 オンライン取引ができる業者
オンライン取引ができる業者について
現在では、オンライン取引を導入している業者が大多数です。これらの業者は、同時に電話サービスも行っていますが、オンライン取引の手軽さに慣れてしまうと、実際、いちいち電話をかけて取引するのは、かなり面倒に感じると思います。また、電話サービスの方が手数料が高くなる場合もあるようです。
オンライン取引の際に、システム障害を起こしにくい業者、あるいは万が一システム障害を起こした場合にも万全に対処してもらえるところが安心です。
FX取引業者 選び方のポイント その3 手数料が安い
FX取引業者への手数料は、利益を得ようが得まいが、必要になってくるお金です。
何度も取引をするとかなりの金額になりますので、手数料もFX業者選びの大切なポイントになってきます。
手数料は、FX取引業者によって様々です。金額も無料から1000円くらいまでとかなりの差があります。
いくら高いスワップポイント が得られ業者でも、もし手数料が高ければトータルして利益にならないこともあるのです。
また、手数料だけではなく、スプレッドの額もチェックする必要があります。スプレッドは、売りのレートと買いのレートとの差額で、一種の手数料として取引業者に入るしくみになっています。
FXにおいて、スプレッドの額は、それぞれの取引業者に一任されています。
例えば、同じ時に100ドル買おうとした場合、ある業者では1万7円かかるところが、別の業者では1万3円で買える、といったことが起こってくるのです。
もちろん手数料は、安ければ安いほど有利ではありますが、信頼性やその他のサービスについても充分考慮して、トータル的に見てどうであるかを検討することが望ましいです。
カテゴリ「FX取引業者の比較一覧表」の項目もご参照ください。
FX取引業者の選び方のポイントその4 スワップポイント
金利の高い外貨を買うことにより自動的に得られる「スワップポイント」にも、取引業者によって少しずつ差があります。
もちろんこのスワップ金利は高ければ高いほどうれしいわけです^^。
為替差益よりもこのスワップ金利の方を重視し、長期的に外貨を持つことで、月々の安定した収入を得ることを目標とした「スワップ金利派」の人もたくさんいらっしゃいます。
しかし、FX取引業者によっては、見かけの手数料やスプレッドを安くして、売りのスワップポイント の中に手数料を含ませている場合もあるようです。
手数料やスプレッドなどと合わせて、このスワップポイントの額を確かめることが望ましいです。
特に、買いのスワップポイントと売りのスワップポイントの差があまりにも開いている業者は、注意が必要です。
FX取引業者の選び方のポイントその5 信託保全
FX取引業者は、あなたの大切な資金の管理を任せるところです。
最も大きな損失を生む可能性のあるリスクをはらんでいるところでもあります。
もし仮に、取引会社が経営破たんして倒産してしまった場合や、取引会社が取引を行っている銀行がつぶれしまう場合は、預けた資金のほとんどが失われてしまいます。
日本円の普通預金の場合は銀行が倒産した場合には、ある程度その預金に対して保障が行われますが、外貨の場合はそれが一切ないのです。(外貨預金の場合ももちろん、銀行に外貨を預金していてその銀行がつぶれた場合、基本的にはその預金は返ってきません。)
取引会社を選ぶ際には、こうした破産の危険がないかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。
また、FXを扱っている取引会社によっては、信託銀行に顧客のお金を預けることで、会社が倒産した場合も顧客の資金が保証されるようにしているところもあります。
このことは、信託保全と呼ばれています。
こうした信託保全によるサポート体制が置かれている取引業者であれば、資金を預けることで発生するリスクは防げます。
FX取引業者 選び方のポイントその6 くりっく365
くりっく365は、公設の東京金融先物取引所が提供する個人向けのFX(外国為替証拠金取引)です。
通常のFX(外国為替証拠金取引)は、取引所を経由せず、FX取引業者(会社)を通じて、相対取引を行っています。
公設の取引所によるFX商品ですので、安心で透明性のある内容です。
くりっく365の一番の魅力は、申告分離課税の適用が受けられ税金が一律20%であるということです。
通常、FXで得た利益は、雑所得に分類され総合課税となります。給与所得などと合算して、税金の計算をされます。給与所得とFXでの利益 の合計値で税率が決まります。
FXで得られた利益にかかる税率は、普通の人で20%ですが、最大で50%になる可能性があります。
すなわちFXで利益を得れば得るほど税率は高くなってしまいます。
しかし、くりっく365では、どれだけ利益を得ても、税率は、20%と決まっています。
これは、FXでものすごく儲ければ儲けるほど、ありがたく、うれしいメリットといえますね^^。
また、スワップポイント についても、複数のFX取引業者が提示するスワップポイントのうち、投資家に最も有利なものが選ばれるため、一般的な外国為替証拠金取引 (FX)企業よりも、有利な金額で取引することが可能です。
信託保全についても「くりっく365」参加業者は、顧客の証拠金(保証金)を全て取引所へ全額預託が義務付けられているので、万が一、「くりっく365」を提供している業者が倒産しても、証拠金は返ってきます。
何かとよいことづくめの「くりっく365」ですが、難点を挙げるとすれば、通常のFX(外国為替証拠金取引)と比べ、「取引できる通貨の種類が少ない」ということでしょうか。
現在取引できる通貨は、米国ドル、ユーロ、英国ポンド、オーストラリアドル、スイスフラン、カナダドル、NZドルなどです。
また、米国ドルとユーロなどの外国通貨同士の取引をすることができません。
有利な取引を選べないという点も、デメリットかもしれません。
参考までに
「くりっく365」サービスを提供している主な取引業者は、
三貴(さんき)商事株式会社、スターアセット証券株式会社、などがあります。
FX取引業者の選び方のポイントその7 レバレッジ・取引単位
レバレッジ
レバレッジとは、取引金額に対する証拠金(保証金)の割合のことです。
レバレッジが、大きければ、小さな投資額で大きな利益を得ることが可能です。 その反面、大きな損失を被る心配もカあります。
レバレッジの最大倍率は、FX取引業者それぞれによって、定められています。
レバレッジは、この最大限の値の範囲内であれば、自分で決めることができます。
レバレッジの最大倍率も、FX業者(会社)選びのポイントとなります。(最大倍率が大きければ大きいほど
利益を得る可能性も高くなります。同じく、損失を受ける可能性も高くなります。)
レバレッジの倍率や用意できる証拠金の金額によって、選べるFX取引業者も変わってきます。
取引単位
取引単位は、通常1万通貨単位(例えば、米国ドルなら1万ドル)となります。レバレッジを抑えたい場合は、ある程度の資金が必要になります。
例えば、
1ドル=100円のとき
米国ドルを1万ドル(100万円分)買う場合に必要な証拠金は、
レバレッジ1倍では、 100万円
レバレッジ5倍では、 20万円
レバレッジ10倍では、 10万円
レバレッジ25倍では、 4万円
となります。
少額の証拠金で、取引を行いたい方のために、通常取引通貨単位の10分の1の1000通貨単位(米国ドルなら1000ドル)にしている業者もあります。
実際に、それぞれのFX業者(会社)の取引単位を調べることも、業者選びのポイントになります。
FX取引業者 選び方のポイントその8 スプレッド
FX(外国為替証拠金取引)にかかる費用は、手数料のほかにスプレッドがあります。
スプレッドとは、 買いを入れる時の為替レートと売りを入れる時の為替レートの差額のことです
例えば、「買い」レートが1ドル=110.45円だった場合、「売り」のレートは、1ドル=110.37円になっていたりします。
このスプレッドが大きいFX取引業者の場合、いくら手数料が安くても、トータルとして、多くの費用がかかってしまっていることもありますので、FX取引業者を選ぶ場合にも注意が必要です。
まずは資料をみてみましょう
FX取引業者を選ぶ際には、各FX取引業者の資料を取り寄せることをおすすめします。
資料に目を通すことで、各FX取引業者の特色や運営方針、取引のしくみなどを把握することができます。
資料を見比べて、ご自分の投資方法と一番マッチングしている業者さんを見つけ出してくださいね。
資料は全て無料で請求できますし、中には資料を請求するだけで何らかのサービス・特典を提供してくれる業者もあります。
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