外国為替証拠金取り引き(FX)って何?
外国為替証拠金取り引きは、Foreign Exchange、略してFXとも呼ばれています。
金融ビッグバンによって1998年に外為法が大幅に改正されたことで、個人には縁遠かった外国為替取引が身近なものとなりました。
それまで認可を受けた銀行を通じてしか行えなかった為替取引が自由化され、FX(外国為替証拠金取引)が生まれたのです。
それではこのFX(外国為替証拠金武取引)とは、いったいどういうものなのでしょう?
一言で言えば、外国為替に投資することです。
すなわち、アメリカの「ドル」、イギリスの「ポンド」、ドイツの「マルク」、スイスの「フラン」など、日本の円以外のお金に投資をすることなのです。
例えば、1ドル=100円の時に1万ドルを購入したとします。
その1万ドルが、1ドル=120円に値上がりした場合、
1ドル20円の利益として20×1万=20万円
20万円の利益になります!!
逆に、1ドル=80円に値下がりした場合
1ドル=20円の損失として、−20×1万=−20万
20万円の損失になります。
利益を上げるためには、
ドルの貨幣価値が上がると予想した時に、ドルを買っておきます。
(予想的中した場合、買った分だけ儲かります^^)
損失を免れるためには、
ドルの貨幣価値が下がると予想した時に、手持ちのドルを売っておきます。
(予想的中した場合、損失を防げます^^)
いかがですか?このように、しくみは、いたってシンプルなのです。
FX(外国為替証拠金取引)は、日本ではまだ歴史が浅く、個人がその魅力に気づき始めたのも最近のようですが、欧米では以前から知られている取引法でもあるのです。