景気と円高の関係
景気がよくなると、その国の通貨の価値は上がります。
例えば、日本の景気はそのままで、米国の景気がよくなったとしましょう。
このとき、景気がよくなることで金利も上昇します、すると米国の金利商品に対する需要が増えます。(儲かりますものね^^)
すなわち、ドルが買われて、円が売られるという現象が起きてきます。
では、外国為替相場が景気に与える影響はどのようになるでしょうか?
基本的に、円が高くなると、不況につながりやすいといわれています。
輸出をしている企業は、円が高くなる(すなわち、輸出先の通貨の値打ちが下がる)と、輸出先の通貨を円と交換するわけですから、当然、利益が減少することになります。
それまで1ドル=110円だったものが、1ドル=100円になったとしましょう。これが円高です。(単純に110円が100円になったのだから、円が安くなったと勘違いしがちですが、そうではありません。)
そうなると、今まで、輸出で1ドル=110円得ていた利益が、100円になってしまいます。すなわち10円分減少してしまうことになるのです。
その差を埋めるためには、もともとの価格を引き上げなければなりません。
ところが、価格を引き上げるということは、価格競争力の低下を招くことになりますから(誰だって値段が高い企業よりは安い企業から買いたいものです。値段が高くなればなるほど敬遠されてしまうわけです。)売れにくくなります。
そうなるとその企業に与えるダメージも大きくなります。それがその業界全体に影響し、景気の悪化へつながっていくわけです。
このようなしくみで、円高は、不況を招きやすくなるのです。
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