OCO注文とは?
OCO注文は、「One side done then Cancel the Other」の略で、2つの注文を出しておき、いずれか一方の注文が成約したら、自動的にもう一方の注文がキャンセルになる注文形式です。
利益を得るための指値注文と、損失を抑える逆指値注文が同時にできるのです。
例えば
1ドル=100円で1万ドルの「買いポジション」を所有していた場合、
「1ドル102円になったら売る」という指値注文(利益確定)と、
「1ドル99円で売る」という逆指値注文(ストップロスオーダー)を同時に出しておきますと、
102円になれば約定され、もう一方の99円で売る方の注文はキャンセルとなります。
FXでは、こういう注文の仕方ができることが魅力です。
この注文を出しておきさえすれば、あとは何をしていても、勝手にFX取引会社が決済をしてくれるので、すごく楽です。
やり方も、実際は、とても簡単です。
「買い」や「売り」を入れるパソコンの画面には、指値(リミット)と逆指値(ストップ・ロス・ オーダー)を入力する欄がそれぞれありますので、その欄に数値を入力するだけです。
OCO注文は、FXで利益を得るための基本中の基本の注文方法といえるでしょう。
ちなみに、OCOのOne Cancel Otherとは、片方の注文が成立すると、もう片方がキャンセルされるという意味です。この場合、指値(リミット)が成立すると、ストップロスオーダーの方が、ストップロスオーダーの方が成立すると、指値(リミット)の方がキャンセルされるという意味です。