FXのリスクその4 取引業者に対する信用
FXでは、まず最初に、証拠金(保証金)をFX取引業者に預けます。
これは、あなたの大切な資金の管理を取引業者に任せることを意味します。
そこで、もしも、そのFX取引業者が経営破綻により倒産してしまったり、証拠金を持ち脱げされてしまったりしたとしたら、どうでしょう?
大変なことになりますよね!!
このことが、取引業者の信用リスクなのです。
昔は、FX取引業者への規制がほとんどなかったので、実際に、悪徳業者も存在し、証拠金がらみの金銭トラブルも横行していたようです。(そのことが影響してFXのイメージが一時期かなり悪くなってしまったこともあるようです)
現在は、法整備も整えられて(2005年7月に金融先物(商品)取引法が改正されました。)
とりわけ取引業者の信用度が重視されています。
取引業者の中には、顧客の財産を信託保全 し、信託銀行に預けている業者もいます。
そういう業者であれば、仮に、業者が倒産してしまったとしても、顧客の証拠金(保証金)は保全され、無事に手元に返ってきます。
ですから、「信託保全」を明記している取引業者なら、まず安心できます。
なお、規制の詳細につきましては、金融庁のHPをご参照ください。